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ごあいさつ
『芭蕉 月待ちの湯』は都留市中心部から5km東の山合いに位置しています。7haの広大な大自然に囲まれた森林公園内の中核施設として、周辺の景観に溶け込むような建物です。
付近には、月にまつわる伝説が数多く残されています。
昔、三吉戸沢地域には四方を山に囲まれ、あたり一面に満々の水を湛え涸れることがない池があったそうです。
山々から昇る月を写した池の美しさは格別で、天和3年(1683年)秋元家の家老高山伝衛門宅に滞在した松尾芭蕉も、この地に立ち寄り「名月の夜やさぞかしの宝池山」と詠んだと伝えられています。
また、陰暦正月と7月の二十六日の夜半に、月の出るのを待って拝むことを二十六夜待といい、その月待ち信仰のある二十六夜山の麓に設置する温泉施設であることからこの名前が選ばれました。
多くの自然に囲まれた『芭蕉 月待ちの湯』で、ゆったりとした時間をお過ごしください。